2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2009/09/20

09.9.20 くぬぎ山の寝床

近場ながら新京成を撮りに出かけたことがなかったのはこちらに書いたとおり。

そこにいつもどおり懐かしい写真を載せた中の800形が気になっていた。
平日朝が主な働き場ということで、走っている姿を撮るのは難しい。

ということで、800形がきょうも寝ているであろうくぬぎ山車両基地を覗きに行った。最初から新京成目当てで出かけたのは今回が初となる。

実は、私はくぬぎ山車両基地を電車の中より車から見た回数のほうが多い。車両基地の北初富側には抜け道に使われる細い道があり、過去何度か脇を通っている。
もしかしたらもう10年以上も前かもしれない…、あぁ、そうだ、高校生のときに自転車で通(とお)ったこともある。今も住んでいる東京湾も近い位置の家から遠出でこの辺まで来ていたのだ。単なるサイクリング。
そして車であれチャリであれ、通るたび800形の顔を見ている記憶がある。

今回も車。近場のとある駐車場に停め、車両基地手前の踏切を渡ると、すぐ警報機が鳴ったので舞い戻る。


8800形(くぬぎ山—北初富)

思いっきり顔の真ん中に架線柱の影が入ってしまった。うしろは北総鉄道の高架。
踏切からすぐ右へ入ると…





8900形・800形(くぬぎ山車両基地)

800形810F(811は津田沼方)がさっそくおりましたよ。金網の編み目からの撮影で、アングルは制限される。
撮ったのは14時台で、この向きは晴天の逆光という悪条件。コンデジの逆光モードで撮ったが、ステンレスの幌枠跡飾りや車号が溶け込んでしまった。


8000形(くぬぎ山車両基地)

ツートン8502Fのように正面窓周りの凹みの厚みの部分までマルーンが塗られてるように見えるが…気のせいかな?
反対側の8514(後出)は厚みの部分はベージュだから、違うかな。


800形(くぬぎ山車両基地)

いちばん端の線には806F(813は津田沼方)。ここに800形がいるのも、過去の記憶と変わりない。「いつもの場所」なんだろうか?


800形。元先頭車の運転台撤去跡。左:859、右:812(くぬぎ山車両基地)

順光の松戸側に回る。


8000形・800形(くぬぎ山車両基地)

6連の8000形と頭が揃っていたのはよかった。800形の後方は電柱で隠れている。
うしろの8900形のドアの右面が白くなっているのが気になる。なんだか落書きを消した跡のようにも感じるが…



8000形・8800形・800形・8900形(くぬぎ山車両基地)

4形式が並んでいた。1編成だけの存在のN800形は運用についていて、コンプリートはならず。

(追記)なんと、前日19日は800形が2本とも走ったそう…

先へ進むと、こんな車両が…




8000形(くぬぎ山車両基地)

東武2000系もしくは3000系列のようなクリーム3ドアの車両は、もちろん新京成の8000形。
見えるところにいたのは8506Fの4両。調べたら、VVVF化改造中なんだそう。たぶん、見あたらない8011-8012のユニットが入場しているんではないか?
8506と8505の両先頭車は先頭まわりのガラスの内側にスポーツ新聞を貼ってある。N800形タイプにした帯は剥がされていて、登場時の一本帯の跡も残っている。


敷地に沿った細い道をくぬぎ山駅方に進む。
沿道のすぐ脇にある屋根の中にコカコーラ広告を貼った8900形がいた。全体を見渡すことはできないが、すでに基地内で2本目。8900形は3本しかないので、この日8900形を待ってた人がいたら、運が悪かったな。

基地から道を挟んだ先にはナシもぎのできる農園があり、狭い駐車場は車で埋まっていた。周辺はナシ・ブドウ園だらけで直売をしているところが多いが、やはり実際に自分の手で実を獲れるところが人気がある。

基地の敷地が途切れると、土手が現れる。土手の向こう側にも観光農園がある。この土手は、かつて広大な馬の牧場があった名残で、馬が逃げないように柵ではなく高い土手を設けた。馬は江戸幕府の軍馬だという。新京成沿線の船橋・鎌ヶ谷・松戸市域や近隣の柏・白井・印西・野田市域まで牧場は幅広く分布していたようだ。


土手が途切れるとくぬぎ山駅脇を踏切で横切る片側一車線の道に出る。車はどっちに行くにも渋滞中だ。
駅の北初富方は急カーブになっていて、ここは是非とも列車を撮っておこうと30分ほど滞在。新京成は日中10分ヘッドなので、6本の列車を撮った。
列車はちょうど車両基地の脇ですれ違うようになっていて、京成津田沼・千葉中央行を撮って数秒から十数秒で松戸行がやってくる。


8800形(くぬぎ山—北初富)


8000形VVVF改造車(くぬぎ山—北初富)





8800形(くぬぎ山—北初富)

撮影順。なんだか8800形ばっかりだ。超縁起番号の8888を撮れたのはよかった。


この後車で滝不動へ移動。途中の渋滞がひどく1時間近くかかった。新京成で移動すれば13分だ。アホくさ。
駅からほどないところに自家製アイスクリームを出している牧場があって、テレビで紹介されたりして人気になっている。私もテレビで知って最近初めて食べ、その美味さに感動。テイクアウトでいくつか買おうと寄った。
ところが駐車場が満車。向かいの病院の駐車場が空いていたが気が引けてUターン。駅近くのコンビニの駐車場に停めて、買い物もした。

そこから歩いて向かったのがよくなかった。足は牧場をスルーし、新京成の走行写真を撮れる場所…線路に近づけるところはないかと探し始めていた。
線路は大きくカーブしているので、いつか牧場前を通る道に近づいてくるだろうと思ったのだが… 結局、たどり着いたのは高根公団駅ホームの松戸方に接する踏切だった。
ちょっと自由に動きすぎたな。無論、ひと駅乗って戻ることにした。




8800形(高根公団)

相も変わらず8800づくし。いまだ撮れていない8502Fに逢いたい気持ちもあるのだが…
8800形のドア帯省略車は、よーく見ると乗務員扉脇の三角の「先っちょ」もなくなっているのがわかる。
…んぁ、8856Fってくぬぎ山で撮ったやつだ。松戸行って津田沼行って、また松戸に向かっている列車。時間の経過がわかる。


N800形(高根公団)

N800形がやってきた。これで1日で全形式を撮ることができたわけだ。
…っても実際は通算1時間20分程度。なにしろ車両基地で1シャッターで4形式撮れちゃってるからな。

このあと当然のようにやってきた8800形松戸行で滝不動へひと駅移動。途中にあった踏切こそ、テレビで目にして行ってみたいところだったのだが。調べていかないとダメだな。
今度こそ牧場へ行ってテイクアウトのアイスクリームを4つ購入。私のお気に入りフレーバーは「しお」だ。


あとは車で帰るだけ。市川市に戻るまでずーっっっと渋滞だった。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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