2009/10/02

なつかし鶴見線2・国道駅

鶴見線というと臨海工業地帯の草むした線路をトコトコ走るイメージがあるが、鶴見—国道間は立派な高架区間。

国道駅は第一京浜(国道15号)に面した高架駅。1930(昭和5)年に鶴見臨港鉄道の駅として開業したときからこのシンプルな駅名。
鶴見から生麦あたりの第一京浜周辺はどことなくディープな雰囲気がする地域だが、この国道駅はその象徴ともいえる。

1998(平成9)年11月12日の夕刻に撮った写真たちを紹介。



駅入口。車寄せやロータリーなんぞ一切なく、大通りに突然駅入口があるという感じ。1日の乗降客は1,500人程度なので、これで問題ないんだろう。バスは横浜市営バスの複数の路線が通る国道駅前バス停がある。




駅入口から改札方面を覗いたアングル。レトロな街並みを再現した新横浜のラーメン博物館にでも来たような感じだが、ホコリを被った商店の看板が、ここがリアルな空間であることを伝える。アーチの造形は美しい。




券売機と無人の改札口。券売機は1台のみ。故障したらどうするんだろうか?
写真当時はSuicaはなくイオカードが使われていたが、もしかしたらカードでの入場には対応していなかったかもしれない。現在は簡易Suica端末が設置されている。



改札口の奥も高架下通路は続く。ボロボロのしもたやの上を通るのは鶴見行ホームへの通路。




改札を入ると扇町行ホームの下となる。階段を上がると先ほど見えた中空の通路があり、鶴見行ホームへ出られる。



ホーム風景(仙石線の回で既出)。短いが、こちらもアーチがステキな上屋がかかっている。





103系の列車がすれ違う。前面補強・簡易冷房・201系風縁なし窓ドアなど、あちこち整形手術を受けた初期車。

鶴見駅へ移動。




103系の方向幕は鶴見行が白地、扇町行が赤、大川行が黄色地だった。
…103系もこの日の写真しかない。うーん、鶴見線にはあまり行かなかったからなぁ。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントは管理人が通知メールを確認後掲載可否の判断をします。
表示まで日数がかかったり、非掲載となる場合があります。
管理人はコメントへの返信必須のスタンスではありませんが、掲載した場合は「コメントありがとうございます」の意味がこもっていますので、予めご了承下さい。