2009/10/05

89 機関車と田町電車区公開

今回はこちらの記事の1年後、再び訪れた田町電車区公開と品川駅臨時ホームの車両集合イベントの写真。日付不明。











クモハ40074・185系(田町電車区・1989)

4ケタ表示ができる185系の運用番号幕は、前年のような日付にはなっておらず。
この年も並び展示は200番台が担当した。10連の0番台より置きやすい場所なのかもしれない。





185系・横浜線205系(田町電車区・1989)

横浜線の205系は写真の前年・1988(昭和63)年9月に投入が開始された。
「さよならJNR」マークがついていたりするが、国鉄は1987(昭和62)年3月までだ。「いちご狩り号」も153系や113系あたりで使われたものだろう。


185系(田町電車区・1989)


クモヤ143(田町電車区・1989)

このクモヤだけは前年の公開と同じ運用番号を出していた。…と言っても日付ではなく、6556M。右に見えるのは有名な「弾丸列車用の高架」。


211系・185系(田町電車区・1989)

211系がつけているヘッドマークはこの年登場した2階建てグリーン車デビューのPRで、イベント用ではなくガチでつけられているもの。


ヘッドマーク展示スペース(田町電車区・1989)

「はと」「平和」「つばめ」など、すごいのがあるが… きっと本物だろう。奥のこだま形ヘッドサインは撮ってなかった。うかつだったな…。


さて、品川駅臨時ホームのほうの写真。前年はジョイフルトレインが大集合したが、この89年は機関車が集合。



EF55(品川・1989)

EF55は1936(昭和11)年にたった3両だけ作られた、カッコ優先の流線型機関車。曲線を描いた飾り帯などは海外の流線型機関車のデザインを踏襲している。
前後非対称という面倒なスタイルのため、キレイな編成で列車を運用するためにはSLよろしく転車台が必要だった。
1964(昭和39)年には廃車になったあと永らく中央鉄道学園で保存されていたが、1986(昭和61)年に奇跡の車籍復帰を果たし、「ムーミン」の愛称で親しまれた。
今年1月に引退したが、未だ車籍はあるようだ。





EF64 1001(品川・1989)

EF64 1001は1987(昭和62)年にこの茶色+白帯の姿となった。
復刻塗装ではなく、青の直流一般色で登場したEF64 1000は初めて纏う色。
EF55が牽く列車の補機としてペアを組むことも多く、旧型客車ともマッチするスタイル。



EF58 61(品川・1989)

ロイヤルエンジンとして君臨したEF58 61。
運転台の大窓や側面を貫く飾り帯と、他のゴハチを含めた旧型電機より深い茶色が特徴。お召し列車牽引時には手すりや連結器などの磨き出しが行われる。
現在車籍はあるものの、台枠に亀裂があり稼働状態ではないそうだ。


EF81 93(品川・1989)

4両並んだ機関車のうちこの車両だけは特別な扱いではないが、改修工事を受け北斗星色になったことで展示された。


EF55・EF64 1001・EF58 61・EF81 93(品川・1989)

縦列留置は壮観だったが、人が入り込んで撮りにくいのなんの…。


EF58 61・EF81 93・185系(品川・1989)

185系の回送列車が入ってきたりもした。
…当時もKYなマナーの悪いファンが多かったが、いまはもうこういう展示の仕方はできないな。間違いなく。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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