2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2010/01/05

10.1.3 めざせカナマチ

京成立石駅近くのカーブでの川崎行撮影を終え、三たび京成高砂へ。

金町線に青電が入っているのを確認しているので、まずは金町線の列車を待つ。4番線は初詣増発で10分ヘッドの金町線車両が入るが、その合間にもしっかりとスカイライナーが通過していく。
入線してきたのは2本のうち青電のほうだった。


3300形青電(京成高砂)

最後尾車両は後続の本線列車からののりかえ客で結構な混雑率。そして、柴又でどさっと下り、またどさっと乗ってきた。



3300形青電・3500形更新車(柴又)

定期運用のほうに入っているのは3500形更新車。3300形と3500形は近い世代で性能もほとんど変わらないが、老けルックスと整形ルックスで実年齢差以上のギャップがある。3500の「整形」は上手くいってるとは言い難いが。

単線区間での写真を撮るため、ここで下りる。京成中山と同じくアナログ臨時改札口が開いているが、やはり多くの客が通常の自動改札に流れている。とにかくすごい人出で、改札までなかなかたどり着けなかった。

柴又で下りたのは昨年9月21日以来。その日行こうとして結局行かなかった線路際のポイントを目指す。
ちょっと遠回りをしてしまったが、思った場所に到着。


3300形青電(柴又—京成金町)

…日陰か。午前中ならいい感じで撮れそうな場所だ。ご覧のとおり、西側は柵が低く、東側は柵が高くて架線柱もある。「ここで撮りなさい」というような場所なのだ。ただ、列車に近すぎてフォーカスが難しいなぁ。

金町方へ歩く。道は遊歩道的な感じで線路から離れる。住宅街を抜けて再び線路際へ出た。


3500形更新車(柴又—京成金町)

京成には千原線や成田空港付近など他にも単線区間があるが、地平を走るのはこの柴又—金町間だけ。このアングルは京成沿線に見えなくて面白い。
この場所から水戸街道(国道6号線)の手前まで、金町線は両側を道路に挟まれている。すぐ側に良観寺というお寺があり、山門の正面で両側の道路を歩行者用踏切が結んでいる。


3500形更新車(柴又—京成金町)

踏切の脇で撮った。ここも線路西側は柵が低い。この先金町方は両脚の架線柱が続く。
金町駅まで歩くつもりだが、3500と交換した青電がほどなく来るはずなので、しばし踏切に張り付いて待つ。すると、列車脇に映り込む位置に三脚を持った男出現。うわ、前に入られた…。


3300形青電(柴又—京成金町)

どうにかクリアできないかカメラの向きを微調整しているうちに列車が来てしまい、ブレてしまった。上下もギリギリ。
三脚男が左に写りこんでいる。こっちはコンデジ風情で待っている間はそれをポケットにしまいこんでいたから、列車を撮りに来た人間と思ってなかったのかもしれないが…。

この位置で金町から帰ってくる青電の迎え撃ちをしたかったが、三脚男が動かないので撤収。別に声をかけてアピールしたわけでもないが。スッキリしないな。

実は立石の踏切でも、後から来た人間が私の背後に立って長い間撮っていた。私1人しかいないのにぴったりその背後で撮るんなら、はじめに何かしら声をかけるもんじゃないだろうか? 何を考えているのかわからないので、とにかく気持ち悪くて仕方なかった。ひと声かけてくれれば何も文句はない。
逆に私がそういう立場の時は必ず先客に声をかけて、隣や後ろで撮ってもいいか確認している。そこから、列車が来ない間は話をしてヒマつぶしや情報交換もできるし、列車を撮ったあとの感想を語り合ったりもできる。同じ趣味同士なんだから。もちろん、あいさつをしたからといってそこから無理矢理トークをする必要もない。


3300形青電(柴又—京成金町)

お寺の前の踏切から再び金町へ向かって歩くうち、青電が帰ってきた。またもフォーカスが合わず、連写でシャッターは2つしか切れず。しかも見ての通り上下はギリギリどころか台車が入りきっていない。まだまだこのコンデジのツボをつかめてないということだな。

水戸街道の交差点に到着。この間に3500が金町駅へ入ったので、この交差点を抜ける姿を撮る。


3500形更新車(柴又—京成金町)

この交差点は水戸街道と柴又街道・京成金町線が交差し、江戸川を渡る橋からそのままつながった水戸街道のオーバーパスが踏切を跨ぐ独特な風景になっている。同じような風景は京急大師線の産業道路駅脇(産業道路の踏切の上を首都高横羽線が通る)でも見られるが、大師線は全線地下化されることが決まっている。

青電が通る画も撮りたいので、しばし待つ。
観察していると、この交差点は金町線の踏切とすぐ西側にある横断歩道のせいで非常に車の流れが悪い。とくに、柴又街道の金町駅方から出てきて水戸街道の都心方面に出ようとする車が困るのだ。この構造を説明しだすと大変なので割愛。


3300形青電(柴又—京成金町)

青電は植え込みやオーバーパスの外装の色合いと非常にマッチしている。

水戸街道の横断歩道を渡って踏切の金町駅側に移動。京成金町駅は奥に見えるが、線路はその短い間にぐんにょりS字状に曲がっている。かつて京成金町駅は2線だったそうで、その名残だと思う。




3300形青電(柴又—京成金町)

出てきたところと去っていくところを撮って本日の撮影は終了。京成金町駅入口脇のPRONTOでカルボナーラを喰ってから帰った。
青電に関してはもうちょっとバチっと撮れたらよかったが、今回はカメラと相性がよくなかったな。またいつかこの区間を撮りに行こう。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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