2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2010/02/26

10.2.21 ちばしばり・2-3

成田の6番線はエメラルドグリーンのE231系が顔を出し、スカ色や房総色の列車たちとはひと味違った雰囲気を出している。

成田線は佐倉—松岸間を軸に成田—我孫子間、成田—成田空港間の支線も有する。
このうちの成田—我孫子間の通称「我孫子線」は常磐線快速列車とつながった運行系統で、2〜3本に1本が常磐線上野発着の列車となっている。


E231系(成田)

停車中のE231系は10連の上野行。始発駅のため3/4閉扉をしていたが、外は春めいてわりと暖かめだった。
我孫子線の車両は常磐線快速列車と共通で、マト区のE231系の5連または10連での運転。かつてはスカ色113系とエメラルドグリーン103系が混在していた時代もあるが、現在マリ車は入らなくなっている。

この列車に乗って我孫子へ向かう。
成田を出ると、253系下りN'EXと併走。N'EX車内からこちらの電車をビデオ撮影している客もいた。
N'EXが進む「本線」と別れてしばらく進むと真新しい高架線が見えてくる。京成の新スカイライナーが走る「成田スカイアクセス」の線路だ。
この我孫子線との交点には成田湯川駅が設けられていて、すでに駅舎には駅名が表示されていた。スカイアクセスはこの駅から成田空港側は単線となる。我孫子線にも駅設置の計画があるようだが、現時点では施設面の準備はなされていない。開業当時の北総線東松戸(武蔵野線があとから駅設置)や新鎌ヶ谷(新京成・東武野田線が後から駅設置)を見ているようだ。


E231系(下総松崎)

我孫子線内は全線単線だが、途中駅は全て交換可能になっている。成田から最初の駅である下総松崎(しもうさまんざき)では5連の列車と交換。一旦ホームに降りて撮った。
この駅はヘンな読み方でわりと知られていると思うが、成田線の「本線」で成田から3つ目の下総神崎駅も“かんざき”ではなく「しもうさこうざき」とフェイント読みだ。

我孫子線は千葉北西部らしい田園風景を淡々と進む路線で、小林など駅の周りに住宅地がどーんと現れたりする所もある。
後半は眠気に誘われ、かなり気持ちよくなったところで我孫子に到着。もうちょっと寝たかったな。




203系(我孫子)

緩行ホームに203系がいたので撮影。E233系2000番台の導入で203系は全廃されることが決まっているが、今のところ最初の1本が登場したっきりE233系は増えておらず、置き換えられたのは207系900番台の1本だけだ。E233系は2010年度から再び増備されるようだ。





メトロ6000系(我孫子)

折り返し唐木田行となるため、幕の回転中はいろいろなコマが出てきた。メトロ車が小田急線内で準急となる運用と新百合ヶ丘〜本厚木間に入る運用は現在は消滅している。



651系特急「スーパーひたち」(我孫子)

6000系を観察している間にいいところ(緩行線のとなり)を通ってきたスーパーひたち。後追いは停止目標が邪魔になってしまった。



メトロ6000系(我孫子)

6026の車内は竣工時の雰囲気が強く残る。




メトロ6000系(我孫子)

爆弾ドアを「ボーン!」と閉めて出発。小田急線内は多摩急行となる。

快速・中電ホームに移り、ホーム上にある立ち食いそば屋「弥生軒」で昼食。弥生軒は裸の大将・山下清がバイトをした店として知られている。快速・中電ホームの上下線それぞれ2カ所・計4カ所の店舗を有する。
これまで何度か入ったことがあるが、初注文の唐揚げ2コ入りのうどんを食した。かけうどんのだしに浸った「唐揚げ」は唐揚げというよりチキン南蛮的な食感だが、とにかく大きくて味もオツだ。めんを中心に食べたい場合は唐揚げは2コだと多い。


E231系(我孫子)

我孫子始発の5連の成田行。




メトロ6000系(我孫子)

6130はリニューアル工事を受けていて、ドアは縦長窓のものに交換、方向幕はLED化され、内外ともに見た目が変わっている。
この列車で新松戸へ移動。




メトロ6000系(新松戸)

我孫子を出た時点で眠気がすごく、夕方以降に家にいなきゃいけない予定もあるので武蔵野線で西船橋へ出ることに決定。のりかえる前に06系やE233系2000番台なんかが来やしないかと淡い期待を抱いて少々粘ってみた。




203系(新松戸)

上り列車には件の稀少編成は来ないことはわかっていた。



203系(新松戸)

下りも203系か。もう帰ろう。
我孫子や新松戸での過去の写真はこちらの記事で。同じアングルも。


武蔵野線205系(南船橋)

西船橋で下りるのをやめて、南船橋まで来た。初乗り130円では収まらないが、二俣新町から歩いて帰宅することに変更したのだ。これでも船橋からは千葉・成田・我孫子・新松戸経由できちんと一筆書きで来ている。大回りではないが、千葉県内の中回りといったところか。


201系(南船橋)

京葉線205系各駅停車の先頭車でとなりの二俣新町へ移動。海老川の橋梁を渡ったところですれ違う201系をガラス越しに撮ってみたら、思いの外手ブレがなく撮れた。
続いて二俣新町手前の二俣支線合流点では武蔵野線205系とすれ違い。こちらも同じく撮ってみたが、話しにならないほどブレていた。揺れる車内から手持ちで撮るとフツーはブレる。



205系(二俣新町)

降りたと同時にやって来た下り列車を撮っておしまい。
運行番号下の位置にミニ表示器が付いているケヨ1編成だった。その番号札は端に追いやられてステッカー式になっている。

朝の船橋で入ったきっぷを一応精算機に投入したら、時間のエラーは出ずそのまま精算できた。5時間半近く経っており、ICカードだと蹴られる時間だと思う。ただしきっぷでもある程度を超えると精算機は受け付けないので、そのときは有人改札で経路を説明して精算する必要がある。

…というわけで、2日連続で千葉県内限定で動いたのであった。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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