2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2012/01/07

12.1.3 梅屋敷の軒下

平和島から1500形普通列車の先頭に乗る。
運転士はおさげ髪…女性運転士で、同じく平和島から乗り込んだ客が珍しがっていた。

前の日から蒲田行列車を撮る場所としてうっすら考えていたのが、平和島—京急蒲田間の下り線。2010(平成22)年5月に上り線が高架化されたこの区間、下り線は高架線の真下を通っており、期間限定の風景が展開されている。行先表示も写りやすいだろう。

おととし似たような姿の空港線を眺めた。高架下で複線が生きていたため、踏切から覗く形でカメラを構えても橋脚がジャマをして編成を収めることができなかった。
…そこが引っかかっていたのだ。ただ、実際現地を通って「ここにすればよかった」と後悔。大森町—梅屋敷間の踏切には蒲田行撮影の居残りと思われる撮影者のグループが見えた。踏切の遮断機は下り線の単線分のみ遮断するようになっていて、遮断機外の旧上り線部分はまさに「お立ち台」状態なのだ。


パルテノン梅屋敷

梅屋敷駅にさしかかると、泉岳寺方の踏切に撮影者がいないのを確認できた。この駅で下りることに決定。地上ホームは前後を踏切に挟まれ、有効長が4両分しかない。6連普通列車では未だドアカットが行われていることで有名な駅だ。

蒲田行はとっくに終わってしまったが、ここの踏切で完全高架化前の記録を残す。


1000形(梅屋敷)

最初に来たのは1000形快特。トップナンバー編成だ。線路はカーブしている。



1500形(梅屋敷)

1500形の普通列車が停車。旧上り線ホーム部分は柵で覆われてしまっている。あ、この車掌さんも女性のようだ。


北総9100形(梅屋敷)

C-Flyerのエアポート急行。こんどは8連をすっぽり入れて撮れた。



2100形(梅屋敷)

こうして線路レベルに立つと、標準軌は安定感を覚える。



800形(梅屋敷)

シャレた顔の800形も、線路方向の反りが目立ち車齢を感じさせる。すでに廃車も出ている。


都営5300形(梅屋敷)

京急線内では京急車の裏返しカラーのこの車両がフレッシュに見える。


600形+2000形(梅屋敷)

1000、2100と来て、こんどは600形の三崎口快特。


1500形(梅屋敷)

1500形の6連は8連・4連からの組み替えによって生まれたものがほとんど。この編成はチョッパ6M2T8連→6M6連→VVVF4M2T6連と移り変わった。


600形(梅屋敷)

D運用回送。600形4連口2本併結で、ワイパーカバーは旧来のまま。白帯上の黒い部分が太い。


都営5300形(梅屋敷)

「ミニスカ」の5300形。神殿のような柱が並ぶ中を進む。

そろそろ飽きてきたのでとなりの踏切の様子を見てみることにした。




600形(大森町—梅屋敷)

最初に来たのが「ブルスカ」。ここは直線で、奥に大森町駅が見える。


600形(大森町—梅屋敷)

列車の先頭は先ほどいた踏切にかかっている。



1500形+1000形(大森町—梅屋敷)

まるで博物館の展示車のような風景。




800形(大森町—梅屋敷)

800形は京急現役唯一の片開きドア・そして4ドア車。スカートがないのも今やこの形だけ。

これにて梅屋敷駅に戻り、上り高架ホームへ。


梅屋敷の天井

薄暗い下りホームから階段を上がり、工事完了後のコンコースの一部らしき空間からさらに階段を上がって上りホームへ出た。
せっかくなら京急川崎へ出て大師線の干支HMも収めたいところだが、この後の予定の関係でまた今度に。


(梅屋敷)

ホーム端から京急蒲田へのアプローチを見る。京急蒲田は高架2層式。駅間が短いため、下り線は駅を出るとすぐ上り坂となる。上り下りの表現が交錯しているな…。
写真の通り、現状は新下り線の線路上にホームが仮設されている状態。


(梅屋敷)

富士山がよく見えた。


(梅屋敷)

いつぞやの武蔵野線西国分寺のような状態。正式な上りホームはまた開放されておらず、下りホームに仮設の床を足して新下り線の路盤上にせり出した形になっている。



1000形(梅屋敷)

ウナギが壺から出てくるように1000形ステンレス車登場。



1000形(梅屋敷)

京成の行先の列車が次々現れる。



1500形(梅屋敷)

この普通列車に乗り込んだ。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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