2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2013/03/23

13.3.20 牙城の終焉・1

京成赤電ラストランの撮影後、新船橋のイオンへ。わりと近場だが、初めて訪れた。
朝からペットボトルのお茶しか口にしていなかったので、昼メシを喰いに入ったのだ。
『大勝軒』のオヤジの名の店『山岸一雄製麺所』があり、「もりそば」(つまりは、つけ麺)をいただいた。

今回は自転車で来ていることもあり、1駅半分移動して東武野田線を沿線撮影。


船橋口

昨年夏に一度訪れたカーブにやってきた。


8000系(馬込沢—塚田)

現在野田線を走る列車は8000系オンリー。5ケタの車号はクハ8400の110番。更新工事の内容から「スーパー8000系」と呼ばれるグループ。


8000系(馬込沢—塚田)

ハロゲンライト・表示幕を維持する8150F。


8000系(馬込沢—塚田)

貫通幌が付いた8649。柏方から4+2の6両編成で、分割可能なため幌が維持されている。


8000系(馬込沢—塚田)

貫通路の踏み板が上がっている8446。8000系オンリーでも、こうしてよく見ると細かい個性が出ている。

こんな感じの野田線だが、最近は10030・10050系が大宮口で試運転を行っている。野田線では久々の新製(かつ、新型)の直接投入車である60000系も落成し、転入・新製により8000系の置き換えが始まる見込みだ。
このカーブにいる時点で12時半。現在七光台の車庫に10050系が1本いるそうなので、見に行くことにした。もちろん、自転車ではなく野田線に乗ってだ。


ナナコ

線路沿いの道で塚田駅まで引き返し、上りホーム脇の駐輪場へ自転車を置いて野田線柏行列車に乗り込む。
乗った車両は記録していないが、タイミングからするとカーブで撮った8126+8549F、8146Fのどちらかだろう。ドアの内張りが塗装されているが、周囲のデコラが色あせて、ドアだけ濃い目のアイボリーになっている。このペンキ感が、8000系の古くささを助長している。

頭端式ホームの柏で大宮行にのりかえる。クハ8100に乗っておけば平面移動でののりかえがラクだ。
前回大宮口の野田線に乗ったのはおそらく3000・5000系全盛のころで、小学生のときだった。同じ顔で3ドアと4ドアがあるなぁ、と思いながらすれ違う列車を眺めていた記憶がある。藤の牛島へまさに藤を観に行ったのだが、藤はあくまで親の興味であり、私は電車に乗ることが楽しくてついていっただけだった。

眠気と戦いながら、七光台に到着。駅とその周囲はまるで新興路線のようで殺風景だ。
野田線の線路に沿う新興住宅地の道路を大宮方へ進んでいくと、車庫に10050系と8000系が1本ずつ並んでいるのが見えてきた。




10050系(南栗橋車両管区七光台支所)

留置されているのは11652F。側面の帯がはがされ、顔もケア中の様子。
この編成は野田線所属となり、60000系にも用いられた青系の帯に変身すると見られている。野田線は各駅の駅名票も8000系と同じ配色が用いられており、青がラインカラーとなっている。




10050系(南栗橋車両管区七光台支所)

帯をはがした部分は色が濃いため、まるでグレー帯のメトロ03系のような雰囲気。これが青帯に変身完了すると、いよいよ8000系の牙城が崩れるわけだ。



8000系・10050系(南栗橋車両管区七光台支所)

反対側に回る。11652Fは「団体専用」を表示。停められているのは作業台がある洗浄線。この場所でそのまま新しい帯が貼られるのだろうか?



8000系・10050系(南栗橋車両管区七光台支所)

クリーム色の塗料は正面窓周りの凹み全周に塗られている。かつてぬり絵で再現した「気持ちのいいブラックフェイス」にしてくれるのだろうか?


理想の10030系ブラックフェイス(嘘田)(再掲)

これがそのぬり絵(ウソ電)。たまたま牛田で撮ったので「嘘田(うそだ…うそでん?)」駅としてある。…どうでもいいか。
隣りに並ぶ8000系のようにこうしてほしいが、せめて窓の下辺のR部分だけでも黒くするだけで全然違う。

次の記事では同じく七光台の車庫で8000系が並ぶ風景を。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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