2014年1月1日水曜日

14.1.1 迎光号

あけましておめでとうございます。

新年一発目の記事は都営新宿線の「迎光号」。
迎光号は京王が高尾山での初日の出を拝む人のために設定する高尾山口行の深夜優等列車。
終夜運転は基本的に各駅停車だが、京王線新宿発の特急1本、急行2本と、今回のお目当てである本八幡発の急行の4本が迎光号として設定されている。
本八幡発の列車は都営新宿線内は各駅停車。また、高尾山口着は迎光号では一番先だ。

都営地下鉄といいながら唯一都外に駅を構えるのが始発駅の本八幡。我が地元・千葉県市川市に位置する。
毎年近場から発(た)つこの列車の存在を知っていながら眠気に勝てず出かけなかったが、ついに今年撮りに行った。


光って…ない

車で篠崎駅へ。コインパーキングに駐車して人気(ひとけ)の少ない駅に入る。
ホームへ下りると、あと5分ほどで本八幡行が来るタイミングだった。迎光号の出発時刻以外は何も調べずテキトーに出かけたが、都営新宿線の終夜運転は1時間に2本とのことだったので、これはちょうどよかった。

10-300形の本八幡行で本八幡駅に到着。2番線には10-300R形で10-000形を挟んだ8連が留置されていた。
帰りの改札を先に済ますためコンコースへ上がる。通常JR総武線へのりかえる際に通る改札口は閉鎖されており、京成八幡寄りの改札のみ開いていた。

この時点で迎光号の発車1時間前。時間つぶしのため地上へ出て、大晦日にようやく書いた年賀状を出すためポストを探す。途中、11月末に悲しい事件があった現場を通った。花束が手向けられていた。
ようやく見つけたポストはJRの北口ロータリーの一番駅に寄った位置。なぜか大型のものが2台斜(はす)に構えた状態で設置されていた。

都営新宿線の出入り口コンコースそのものはJR側も開けてあり、長々歩いて京成寄りの改札から再入場。
京成寄り改札に近いところにトイレがあり、人員が少ない中、管理上の都合でJR側を締め切ることになったんだろう。

基数の少ないベンチの空席を確保。ひたすら列車が来るのを待つ。
篠崎の終夜運転の時刻表では、たしか2:37頃に本八幡行の設定があった。迎光号は本八幡2:48発。2番線の300R形編成はおねんね状態なので、きっと篠崎2:37発の列車が折り返しで迎光号になる。入線から出発まで10分もないことになる。

2時台1本目の笹塚行(…だったよな)が出たところで、ベンチ頭上にある次列車案内に注目。



(本八幡)

「迎光号」とか、「臨時」とか、特別感のある表示は一切なし。それに、列車では「各停」と表示している種別は「普通」になっている。へんな感じだ。

またひたすら待つ時間に。想像では、各ドア位置に人が立つぐらいになるのかと想像していたが、ホームが賑わうことはまったくないまま。迎光号の知名度はそう高くないようだ。今人気の高尾山に初日の出を観に行くっていうのはなかなか楽しいネタになるはずなのだが。


10-300R形編成(本八幡)

2:37を過ぎたところでベンチを立ち、ホーム新宿方先頭へ。2番線の300R形も一応撮っておく。

ほどなくしてHMを付けた10-000形が客を乗せてやって来た。


10-000形(本八幡)

さすがに同業者が10人前後集まった。そして、こういう列車のときは必ず見切れてくるKYがいて…。
そいつらが消えるまでじっくり待つ。



10-000形(本八幡)

ヘッドライト点灯後改めて撮る。編成は10-220F。晴れ着を着た中高年女性グループが乗り込む姿が入っていた。


10-000形(本八幡)

HMは干支の馬の横顔。 のどに「う」、たてがみに「2014」「ま」の文字が入れ込まれたシャレっ気のあるものだ。実は茶色の面全体に「馬」の漢字が見えるのだが、これはデザインではなくボツネタが透けちゃってるだけなのかもしれない。
都営車の迎光号というと、「迎光」の文字が光るステキなもののイメージがあったが、今年は迎光のゲの字もかかれていないもので、光ってもいない。光るHMを撮りたくて来たのもあるんだが…。
干支を出してきたからには、来年はまた新しいHMが見られることになろう。

列車は定刻に出発。私も先頭車に乗り込む。座席はまったく馬って(勝手にこう変換された)…埋まっておらず、ほかの終夜運転の列車より若干人が多い程度。
…というわけで、篠崎へ向かうあいだにスイスイ最後尾車両まで移動できた。



10-000形(篠崎)

篠崎で下車。後部は別デザインのHM。「新」の文字の左下に馬の顔が描かれているが、最初は汚れかと思ってしまった。

1駅間の走行時間を活用して前後のHMを撮れた。篠崎到着後、次の本八幡行は30分くらい後になる放送が流れていた。
今回はムシの感で篠崎発着の動きにしたが、本八幡発着にしていたらここでまたじっと待たなければいけなかった。篠崎発着のチョイスはビンゴだった。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)