2014/08/24

14.8.16 湿る中京・6

5700系の最後尾に乗って犬山線に入る。


周年マーク

ひと駅目の犬山口駅はホームがカーブの先にあり、カーブ写真を撮りたくてさっそく降りる。


5700系(犬山口)

主要駅の隣駅は、その主要駅に方角やら新やらをつけた駅名にすることも多いが、名鉄は「口」を付ける傾向があるようだ。先ほど通ってきた小牧線にも小牧駅の隣に小牧口駅があった。



6000系(犬山口)

鉄仮面。正面に車号表記がないので、編成が見えないこのカットでは6000・6500・6800系の可能性があるのだが、側面に表示器がないようなので、6800系ではない。そして、1枚目の写真より連写1コマ前の画像を拡大して見たところ、写真手前から2両目に乗務員室扉がなんとか確認できたので、2連の6000系に決定。


6000系(犬山口)

続いて急行で現れたのは6000系初期車。HMがささっている。今年もこの2連窓・小窓ドア・小窓方向幕の古い顔に会えた。
編成は4連の6008F。昨年三河線で会ったのは2連の6014Fだった。
かつての名岐・愛電がくっついて生まれた当時の名鉄はその成り立ちから現在の名鉄名古屋付近の線路がなく、東西(南北に思えるが…)に分かれていた。そこをレールを敷いてつないでから70周年というのが、このHM。


6800系(犬山口)

この顔は6500系か6800系。2連なので後者の6800系に決定。




3150系(犬山口)

地下鉄顔グループの3150系。地下鉄直通用20m車300系をベースに19m車にしたもので、4連が3300系、2連が3150系となっている。これは2連を2つつなげた非効率4連。
行先・種別表示器は三菱のオーロラビジョンが使われているが、3次車からはフルカラーLEDに変更されている。写真の列車は前2両が2次車、後2両が3次車のようだ。


1000系(犬山口)

パノラマSuper登場。今度は創業120周年の文字。連写の中、あんまりうまく写ったコマがなかった。
120周年マークの編成は6本と多く、それぞれレタリングが異なっている。


1200系(犬山口)

現在は展望車が豊橋方に固定された1200系+1000系の編成が組まれている。



6500系(犬山口)

中部国際空港行の6500系準急に乗り込み移動。


夕立

犬山線準急で固定クロスシートに座り栄生(さこう)を目指す。
布袋(ほてい)駅があることに気づき、車窓をキョロキョロ。海側席に座っていたが、その海側に有名な布袋大仏をしっかり見つけた。


(上小田井)(sp)

徐々に空が怪しくなっていく中、上小田井でものすごい夕立となり、その後窓の外が見えないほどになる。

栄生に到着。ドアが開いた瞬間体に雨が当たる。上屋があるが、そこと車体との間から雨が入り込んでくるのだ。


6000系(栄生)

島式ホーム反対側で本線を進む列車を待つ。まず来たのは犬山線を進む新可児(しんかに)行。新可児は犬山線の犬山からさらに広見線で進んだ駅だ。
この6000系は東西直通70周年記念入場券発売のHMをさしている。右には新幹線N700系。路盤は雨で濡れて黒くなっている。


6800系(栄生)

本線急行一宮行。これに乗る。
犬山線〜本線岐阜方面相互は、この栄生でののりかえが認められている。両線の分岐駅はとなりの東枇杷島だが、対向式ホーム同士の階段移動があるうえ、普通しか停まらず不便なのだ。


6800系(須ヶ口)

枇杷島分岐点のデルタ線やただ平らなホームがあるだけの奇妙な西枇杷島駅などを眺めながら、津島線分岐駅の須ヶ口に到着。名古屋方には車庫もある。
写真で少し見えるが、この6800系も固定クロスシートがあり、中央のドアを境に集団離反型の向きの設定となっている。


(須ヶ口)

須ヶ口駅ホームから見える「自転車預かり店」。“しもたや”を利用した個人経営の駐輪場というとこだろう。店の名前が面白くて撮った。雨は止んだ様子。


6000系(津島)

須ヶ口から乗った津島線は6000系。津島から尾西線に入り佐屋まで行く列車だが、弥富まで行く私は2本後の弥富行が来るまでこの津島で待つことにした。尾西線一宮方面もあるので、佐屋で待つよりもヒマにならないはずだ。
津島は高架駅で、津島線と尾西線の合流する場所。引き上げ線はなく、島式ホームが1本あるだけだ。




3500系(津島)

6500・6800系と似た顔のVVVF車3500系。スカートがあるので雰囲気が違う。


5000系(津島)

5000系は1000系の機器を流用した界磁チョッパ車で、車体は3500系より新しい世代のステンレス。





6800系(津島)

5000系佐屋行の背後から迫ってきた尾西線6800系は、そのまま上り線を逆走する形で津島駅に到着。短い時間で折り返していった。
津島駅舎はくたびれた感満載。


6000系(津島)

準急吉良吉田行。吉良吉田がどこか、この辺りの利用者のどの程度が知っているのか? ひとまず名古屋へ直通できることは知っているんだろうが。



6000系(津島)

「裏」と書かれたHMで弥富行登場。弥富まで行くのは3本に1本しかなく、あとの2本は残り2駅を残しての佐屋止まりなのだ。
これの最後尾に乗り、進む。

佐屋駅は折返しはできるが、ただの田舎の駅という感じだった。そして、佐屋止まりが多い理由を知る。佐屋から先は単線になるのだ。


旧・弥富口駅(五ノ三—弥富)

五ノ三を過ぎたところでカメラを出し準備。廃止になった弥富口駅の遺構を撮ったが、揺れが激しくなかなかうまくいかず、このすこし過ぎたところでシャッターを切ったものが一番マトモに写っていた。
弥富口はこれまた「口」がつく駅。複線対応の立派な高架線上にあったが、付近の工場撤退で利用者が少なくなり2006(平成18)年に廃止されてしまった。
結局準備された下り線ホームは使われないままで終わってしまった。きょう通ってきた小牧線の味岡駅もこのスタイルで造られている。


211系(弥富)

JR関西線と接続する弥富に到着。211系名古屋行は6000系のドアが開く直前に出発していった。なんていやらしいダイヤなんだろうか。



6000系(弥富)

こちら側の「裏」HMは白。折返しは本線豊明まで行く列車のようだ。


6000系(弥富)

弥富駅は地上駅で日本一海抜が低い駅。海抜-0.93m。平均海面よりも地面が低いのだ。輪中などの堤防設備によりこういう現象が生まれている。



6000系(弥富)

「裏」だけでは何の話だかよくわからないが、調べてみると、3100円の名鉄全線一日乗車券を持って名鉄百貨店の9階グルメステーションの店を訪れると、裏(かくし)メニューを食べられる、というもの。
これもどれだけの人たちが理解しているのか…?

ここでのICカードのりかえは端末へのタッチが必要。PASMOのタッチを行って関西線下りホームへ回る。また雨が降ってきた。




キハ75系快速「みえ」(弥富)

本線2本が中線を挟む配線の弥富駅。快速「みえ」は中線は通らず、分岐がまっすぐな本線をそのまま通過する。


313系(弥富)

亀山行は5分ほどの遅延。


313系(長島)

隣の長島駅まで乗って仲間と合流。地元の仲間によれば、関西線の遅延は日常茶飯事とのこと。
本日の撮影はこれにて終了。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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