2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2014/11/08

14.11.8 朝の罠

朝晩の寒さが増してきた11月。
目が覚めても、ふとんに入ったまま気を抜くと、寝てしまう。

また寝坊したのであった。

7時すぎ、房総用209系を用いた「サイクルトレイン」が両国始発で総武線を下ってくるのだったが、寝床で気づいたときはその両国を列車が出た時刻。いつものカーブで迎えるつもりだったが、叶わなかった。5時台に一旦起きていたんだが。


いつもの武蔵野ポイント

きょうは583系使用の東北からのTDR臨「わくわくドリーム号」…通称わくドリが来る。
武蔵野線から西船橋へやって来るのはサイクルトレインと近い時間帯…つまりもう間に合わない。
しかし京葉線舞浜で乗客を下ろすとそのまま回送で東京駅まで進み、折り返して再び西船橋へ戻ってくる。武蔵野線・東北貨物線を経由して東大宮で昼寝するためだ。

この回送をこれまたいつもの場所で撮ることにした。わくドリは舞浜行を2年前に撮っているが、回送をここで撮るのは初めて。


205系(船橋法典—西船橋)

現地到着は通過まで10分を切った頃だったか。ちょうどやって来た下り列車を後追い。
武蔵野線は府中本町が起点側・西船橋が終点なので、東京行も含め「外回り」列車は下りである。




209系500番台(船橋法典—西船橋)

わくドリの露払いでやって来たのは武蔵野線普通列車の花形・209系500番台。
過去にもこのアングルで撮ったことがある(昨年6月)が、日差しギンギンで線がユラユラになっていたので、スッキリしたのが撮れてよかった。







583系「わくわくドリーム号」(船橋法典—西船橋)

西船橋駅からゆっくりと出てきた回送列車。ヘッドマークは出っぱなしでよかった。
歩道橋をくぐる箇所で正面窓にフィルタが効く(3枚目)。9月に485系ニイK1を撮った時もその変化が面白かったので、敢えて入れた。


いつもの総武ポイント

これまたいつもの総武線カーブに場所を移す。サイクルトレインのあと、今度は「ニューなのはな」の団臨が両国から下ってくるのだ。
サイクルトレインを撮りに来れていれば、なのはなの両国への送り込みも撮ることになっていた。

カーブの中腹で千葉方を向いている先客さん1名あり。あいさつすると、上りの彩(いろどり)の多客臨を待っているとのこと。
私もそれは承知だった。DJ誌の情報では、彩が船橋8:45発、なのはなが津田沼8:49着(船橋通過時刻記載なし)と記載があった。あわよくば目の前ですれ違うんじゃないか? とも期待しているのだ。

私は基本的になのはな狙い。このカーブでの下りなのはなはレジャー用コンデジ時代に1回撮っているが、当時の記事のとおり、一部失敗作になっている。


E257系500番台(西船橋—船橋)

スタンバイしてすぐ現れたのは特急の回送。


E231系(西船橋—船橋)

上り緩行。山手線から1本移ってきたE231系500番台はまだ営業運転には就いていないのかな?
…なんて考えながら撮り、続けて下りで現れた緩行はE231系ミツB2編成。帯が色褪せてるなぁ、と眺めるだけで撮らなかった。

そんなミツB2の走行音に隠れて、お目当てがこっそり近づいていることにまったく気がつかなかった。



485系「ニューなのはな」(西船橋—船橋)

思わず撮った後追い。奥に見える緩行がミツB2。その左・船橋駅快速上り線には彩の前を走る快速電車が停まっており、手元の時計では8:40ぐらいだった。
津田沼849着のなのはながこんなに早く来るとは思ってなかった。

気を抜きすぎたのを後悔しつつ、上り列車をいつも撮っている位置に移動。先客さんがいるところより御茶ノ水方だ。
その横を通るとき、お互い「なのはながあんなに早く来るとは…」と笑った。

彩が船橋駅を出るのが見えたと同時に、上り緩行も出てきたようだ。


E231系(西船橋—船橋)

彩を振り切るようにクイックスタートを見せた平成の一般形電車。




485系「彩」による快速「秋の山梨いろどり紅葉&ワイン号」(西船橋—船橋)

整形しカラフルに色分けされた昭和の古豪は東京を串刺しにし、一路山梨を目指す。甲府も跨いで竜王までの客扱いだ。
彩(いろどり)は昨年6月に続いてのここでの撮影だった。

午後は用事があるため、これを以て撤収。
きょうは寝坊となのはなスルー…2度の罠(自らの油断)にハメられてしまったな。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

2014/11/02

14.11.2 ゆうチェイサー

所変わって二俣新町駅。

DJ誌によれば「リゾートエクスプレスゆう」が新宿から品川まであちこち回りながら走るようで、我が地元のマイナー駅・二俣新町も通るのだ。


京葉線でゆう

駅に入り東京方ホーム端に。珍しく先客1名。あいさつして少し話をしていると、さっそく「ゆう」が現れた。






485系「リゾートエクスプレスゆう」(二俣新町)

「ゆう」はドーム型のイベントカーがアクセント。わざわざ眺めのいい窓の中央を塞いだ愛称表示や、その下に縦に並んだヘッドライトも特徴的。

北を上とした場合二俣新町駅はデルタ線の底辺にあたる部分にあるが、他所からの訪問"車"はデルタの立ち上がった2辺を通ることが多いため、この駅を通ることは珍しい。
今回「ゆう」がこの底辺を通ったのは、この団臨があちこち回る設定のため。
ルートを書くと…新宿→大崎→りんかい線→新木場→蘇我→誉田→蘇我→千葉→新小岩操→金町→田端操→新宿→大崎→新鶴見信→横浜羽沢→相模貨物→国府津→大船→桜木町→東高島→鶴見→川崎新町→浜川崎→尻手→新鶴見信→品川…というものだ。


E233系(二俣新町)

引き続き京葉線を撮る。
前述のとおり「ゆう」は誉田でバカ停したあと折り返して総武線に現れる。そこで一旦帰宅したあと再び船橋カーブで撮ろうと考えていたのだが、ひとまず入場したこの駅から動かないといけない。


E233系(二俣新町)

快速蘇我行を見て思った。…うーん、蘇我から外房線の鎌取へ出て「ゆう」を撮るのもいいかもな。そうしよう。

ところでこのアングル、背景が変わっていることに気づいた。開業当時からあったビルが1棟なくなったのだ。


E233系(二俣新町・2013.11.9)(再掲)

ちょうど1年前の写真。かつては「郵船航空」→その後「郵船ロジスティクス」とロゴが変わったビルが背後を埋めていたが、いつの間にか消滅。


E233系(二俣新町)

東京行各停が駅を出た先で停まっていた。高谷支線を武蔵野線205系が東京へ向けいそいそと駆け抜けていった。
総武線小岩で異音感知し防護無線が発報され、京葉線も一旦止まったとの放送が流れていたが、その影響で前に入る武蔵野線が遅れていたようだ。この高谷支線を走る列車の姿も以前より見える範囲が拡がった。


E233系(二俣新町)

「ゆう」撮影後最初に来た各停が蘇我行。5分ほど遅れていた。これに乗る。





E257系500番台特急「わかしお」(海浜幕張)

海浜幕張で「わかしお」に接続。総武線で見た特急もこの列車も、なかなかの乗車率だった。

各停に戻って進む。千葉みなと到着前に「外房線へは当駅で降りたホームでののりかえが便利です」との女性車掌のアナウンス。
蘇我で待ってても最初に来るのは京葉線からの列車。蘇我では跨線橋を使っての移動となるのための気の利いた案内だ。

その通り、千葉みなとで外房線直通快速上総一ノ宮行にのりかえる。蘇我との間でEF64 1000番台単機とすれ違う。昨年12月に2日続けて撮った列車だ。


外房線でゆう

上総一ノ宮行で鎌取に出て、過去何度か訪れているポイントへ。





209系(鎌取—誉田)

まだ逆光の時間だったか。





485系「リゾートエクスプレスゆう」(鎌取—誉田)

現地到着から10分経ったかどうかで「ゆう」登場。時刻はメモしてきていなかった。ダイヤ乱れのせいで間に合ってるか心配だったが、よかった。

ハチが飛んでいたので長居せずに撤収。4連の千葉行で蘇我へ。通勤ラッシュ並の乗車率だった。



E257系500番台・209系(蘇我)

蘇我でE257系500番台10両編成が貨物が使う側線に停まっていた。
今回の「ゆう」を含め、京葉線〜千葉相互の車両の移動はわざわざ中線のある誉田まで行って折り返している。蘇我駅の配線の都合に因るものだ。しかしこの側線に旅客車が入れるのであれば、ここを使うこともできるんじゃないかと思ってしまう。


京葉線で貨物…

京葉線先頭車に乗り、検見川浜で一旦降りる。吹田のEF66充当の貨物列車を撮るのだ。先客なしを確認して降りた。


E233系(検見川浜)

乗ってきた列車。


E233系(検見川浜)

こうしてスッキリ撮れればいいが、昨年同じ列車のゼロロクを撮りに来たときは上りに被られる寸前だった記憶もある。


E257系500番台特急「さざなみ」(海浜幕張)

E257系500番台の「さざなみ」は1年ぶりの撮影。



EF66 117+貨車(検見川浜)

本日は短編成。2枚のあいだにもっと引きつけた画が入るべきだが、そう、やっぱり上りに被られたのだ。なお、カマは朝のうちにネットで確認済みで、117号機が入るであろうことはわかっていた。


E233系(検見川浜)

ボーっとホームの外を眺めていたら列車が来たので、架線柱隙間アングルから撮影。
このあとに来た上り快速に乗り、次の海浜幕張で始発の各停にのりかえた。


209系(新習志野—海浜幕張)

往路で目撃していたケヨ区訪問中の房総用209系をドア窓から撮影。なぜここにいるのかは知らない。

二俣新町駅で下りて、帰宅した。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

14.11.2 日光と華を京成でつなぐ

休日にしては珍しく、早く目が覚めてからそのまま起きていた。いつもはまた寝るのだが。

ダラダラと早朝のトーク番組などを観たりしつつ、ふとDJ誌を開いた。
きょうは千葉始発の日光63号があるのか。あぁ、華とかゆうとかいろいろ来るなぁ。
…日光の時刻は…今出ればギリギリ間に合うかな?…。


西船橋

というわけで7時台に車で家を出た。自然といつもの船橋のカーブへ向かっていたが、国道14号でスムーズに進めず、間に合わなそうな感じ。
西船橋駅の武蔵野線をくぐったところでコインパーキングを見つけて車を置き、駅に入ることにした。
ホーム端まで来たところでほどなくライトが見えてきた。



253系1000番台特急「日光」(西船橋)

日の短くなったこの時期、日光63号はまさに「日光」の方向からやってくる。
考えれば過去に撮った2回とも船橋カーブだったから、画変わりになったしよしとしよう。前回の記事はこちら


京成西船

総武線で隣の船橋まで出て、京成船橋に移動。
日光63号の1時間後に「華」を使用した多客臨が総武線に現れる。それまでの間は移動がてら京成でつなぐことに。


3000形(京成船橋)

3000形の普通列車に乗って京成西船へ出る。


3000形(京成西船)

朝っぽい感じで撮れたな。ただ撮っただけだけど。


3600形(京成西船)

ようやく順光のアングルの写真。ステンレスの顔が朝日を反射。




3500形更新車(京成西船)

休日朝名物・4連の宗吾参道行。3300形や3500形原型車も入る4連運用だが、本線では本数が少なくなった。
近く行われるダイヤ改正では、千葉線でも平日7時台下り2本で4連→6連への変更が発表されている。



3000形(京成西船)

第2編成から続いた3000形6連口のラスト編成。


3700形(京成西船)

車体がキレイな3768Fの羽田空港行快速特急。フルカラーLED種別表記は緑地だが、逆光のせいで色が死んでしまった。



3600形(京成西船)

カラスを引き連れて3600形特急が通過。3631号は運転士側のフチがボコボコしている。オールステンレスカーなので長持ちするが、傷みも見える。





3000形(京成西船)

東中山から坂を下りて当駅に滑り込む。駅間は短いが、歩いて両駅を結ぶには一直線の道はなく坂の上り下りも必ず絡む。



3000形(京成西船)

駅を出て我が車のいるパーキングを目指す…が、踏切が鳴いたのでとりあえず撮る。


船橋カーブ

京成西船駅と西船橋駅の間にある吉野家で牛丼を喰らってから車に戻り、船橋カーブへ。



E217系(西船橋—船橋)

おそらくこの次に快速上り線に現れるのが「華」。



209系500番台(西船橋—船橋)

緩行線ではつい最近、元・山手線のE231系500番台の試運転がカナリヤ帯も鮮やかに始まった。サハの4600番台は当然E235系に組み込むために抜かれて10連での転属だ。
形式の格からいえば外れるのはこの209系かと思いがちだが、今回の転入は上野東京ライン開通で運用数が増える常磐快速線にE231系を3本移すための補填らしい。
中央・総武緩行のE231系は編成内に6ドア車が1両ある。この6ドア車を廃車とし、3本のうちの1本からサハ2両をほかの2本に移し、サハを抜かれた1本はさらに3両を抜いて(こちらは廃車にせず)5連にするようだ。





485系「華」による快速「秋の山梨お座敷紅葉&ワイン号」(西船橋—船橋)

そんなことを考えているうち、「華」が登場。1都3県を貫いて千葉—甲府間を結ぶ列車だ。オールグリーン車指定席なので快速でも値が張る。
「華」はこの場所で2年半前にも撮っているが、その日はこのカーブに来たら雨が強くなって困ったことを憶えている。

次があるのでそそくさと撤収。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)