2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2014/10/26

14.10.25 地下鉄顔と営団顔

撮影していた目黒線の踏切から斜めに延びる道を進むと、ほどなく東横線の踏切に出る。
その踏切はおととし訪れている。メトロ10000系が渋谷駅地下化…つまり副都心線直結前に先行で東横線内で運転していた時だ。

その日は記事の通り撮影後に田園調布駅まで歩いたのだが、あの時点ではすぐそばに目黒線のいいカーブがあるなんて知らなかった。
当日の撮影データを見ると、居たのは9月9日の14時半〜15時という時間帯。1ヶ月半経って太陽が低くなった今回はそれより1時間早い。きっと太陽の位置は同じぐらいだろう。仮にあれから当日田園調布駅ではなく目黒線へ向かったとしても、カーブアングルはバリバリ逆光になっていただろうな。


7000連発

その前回撮影した踏切は、自由が丘駅から田園調布駅に向かって3つめの踏切。
当日は目新しい10000系や撤退が決まった日比谷線系18m車を狙う撮影者が自由が丘駅方からたくさんいて、それを避けるために選んだ踏切だった。

そんな、撮影者が連なっていた側へ行こうと駅から1つめの踏切へ歩を進める。



5050系(自由が丘—田園調布)

1つめと2つめの踏切の間で列車が来たので撮ったが、踏切の検知器が被る。


5050系(自由が丘—田園調布)

1つめの踏切まで来てみた。と、そこから駅側に2人連れの撮影者がいる。他に撮影者はいなかったが、なんだかその前に入るのもアレなので、この踏切から駅寄りに進むのはやめる。


東武50070系(自由が丘—田園調布)

自由が丘駅が緩急接続駅のため、上下線とも各停と急行もしくは特急が1分差ぐらいで続いてくることが多い。
踏切待ちの先頭の車は窓を開けていた。運転手が左に並んだスクーターの老人と話をしている。どういうきっかけだったのかは知らないが…
運「この踏切は開かないね」
ス「電車が伸びたからね。前は6両だったのが10両になったから。朝なんか大変よぉ」
…非鉄の人の会話にツッコみ始めたらキリがない。

踏切が上がり、連なっていた車が途切れたところで2つめの踏切へ向かって戻る。踏切まで行かないところにポジションを決め、しばし撮ることに。ここも踏切の検知器が見切れるが、気にしていたらキリがない。



メトロ7000系(自由が丘—田園調布)

いきなりメトロ7000系登場。10連の特急。側窓が小さい田窓で登場した初期車と、大きい一段下降窓で登場した増備車5両ずつの混成だ。この混成は7000系が有楽町線開業時は5連だったことに由来する。田窓は間口はそのままで一段下降窓に改装されている。
しかし、7000系が特急で闊歩するなんて黄帯時代には想像もしなかったな。東横線は副都心線直結後初撮影であり、東急車とメトロ10000系以外の車両はなんでも新鮮である。

ほどなく現れた各停は…





メトロ7000系(自由が丘—田園調布)

なんとまた7000系。この7030Fは東横線直通に備えて8連に短縮されたもの。当初から大きな一段下降窓の10連で新製された編成で、改装でドア窓も縦長のものに変わっており、さきほどの7018Fとは側面の印象が異なる。
5連で新製した編成が現在10連で、10連で新製した編成が現在8連なのだから、なんだかヘンだな。


5050系(自由が丘—田園調布)

私には新鮮な新宿三丁目行。後追いで無理に撮ったが、英字のタイミングだった。目黒線と違ってこちらの各停は青色表示。



5050系(自由が丘—田園調布)

8連の急行。優等はすべて10連だと勝手に思っていたが、そうではない様子。後で調べたら、特急は10連だが、急行は8連と10連両方あって、日中は8連の列車が多いようだ。




メトロ7000系(自由が丘—田園調布)

またもや7000系。


5050系(自由が丘—田園調布)

東急車の保谷行も新鮮。これまた英字のタイミングだ。



5000系(自由が丘—田園調布)

一見しただけではわからないが、これは5050系ではなく田園都市線用に造られた5000系。東急は昔から、外野から見ると謎の路線転属が多い。



西武6000系(自由が丘—田園調布)

西武車が特急で登場。西武線内では特急といえば有料のレッドアローなので、これも不思議な感じだ。
西武車・東武車は10連のみ。こうして眺めていると8連列車の比率が高く、西武・東武の車両はあんまり見られないのかも。
6000系はくの字出っ張り&4:6分け顔がメトロ7000系に近い、いわば「営団地下鉄」風。前記事に書いたセンター分けの「地下鉄顔」に対して、こちらは千代田線6000系が始祖の「営団顔」のカテゴリーだ。



5050系(自由が丘—田園調布)

副都心線直結と同時に1000系・9000系が去り、東急車はこの5000系列オンリーだ。


メトロ7000系(自由が丘—田園調布)

オールドタイマーのメトロ7000系はなんだか見過ごせない。後追いでも撮っちゃう。



西武6050系(自由が丘—田園調布)

今度は急行で6050系登場。6000系のアルミバージョン。西武沿線の東京富士大学の広告車。



メトロ7000系(自由が丘—田園調布)

早くも見飽きた7000系。8連・大窓一段下降・ドア大窓の編成。



メトロ10000系(自由が丘—田園調布)

見飽きたと言ったら、10000系。メトロでは5000系以来のセンター非常扉顔。16000系でも初期車には受け継がれたが、その後はセンター分けの「地下鉄顔」に変更になった。東横線を走る車両としても8000系列以来久々のセンター扉。




5050系(自由が丘—田園調布)

この5876Fの4両目は次世代ステンレス車「sustina」を用いたサハ5576号。ツルっとした側板が特徴。3枚目の一番後ろに写っているのがそうだ。撮っているときにもすぐ気づいた。
順光で東武車を迎えたい気持ちもあったが、トイレに行きたくなってきたので撤収することに。




メトロ7000系(自由が丘—田園調布)

再び自由が丘駅へ向かって移動。先ほどの撮影者たちは未だ同じ位置にいた。そこを過ぎた先で7000系急行が見えたので待ち構えた。
待避の各停は横浜高速車。やたら見かける7000系に対し、横浜高速車は全く見ていなかった。



横浜高速Y500系(自由が丘—田園調布)

そんなことを思っていたら、背後から来た急行和光市行も横浜高速車だった。8連のみのため、特急には入らないが、東急車と共通運用なので、東武や西武にも入る。ただ東武への8連は志木までのため、和光市から3駅進むだけとなる。





横浜高速Y500系(自由が丘—田園調布)

自由が丘駅から出てきたほうは横浜DeNAベイスターズの広告車。球団マスコット「スターマン」「キララ」の絵が配されており、HMも横浜方がスターマン、渋谷方がキララになっている。

自由が丘駅に入り、大井町線ホームにあるトイレで小用を済ませた。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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